稚魚の成長 その7

ママが大サービスで餌をやってるんで、稚魚の大きさは平均で4センチを超えてきたよ。2キロ入りのひかりプランクトンがほんの数日でなくなっちゃうんだよね。でも2000匹いるとしたら2キロってことは1匹あたり1グラム。たいしたことないか。

今日は1回目の稚魚の選別をしたよ。稚魚が到着してから32日目だから孵化後39日目。噴水池の水を抜いて稚魚が掬いやすいようにしたんだ。でも、掬うだけで2時間近くかかっちゃった。

昭和の選別なんてしたことないから、どんなのを選べばいいのかよくわかんないんだよね。まあ、話半分だとは思うけど、有名な生産者がどこかの雑誌で「今まで捨ててたのを逆に残すようにしたらいい鯉が出るようになった。」なんて言ってたし・・・。鮒に近いようなのは多少剥けてても全部捨てることにしたよ。「これから剥けてくるかもしれない。」なんて考えてたらきりがないからね。それから緋写りみたいなのもよっぽど模様が良くない限り捨てちゃった。そうそう、ずいぶん奇形が多かったんだよね。やっぱり密飼いだったからな~。

chigyo7 だいたい7、8匹に1匹くらいの割合で拾ったよ。で、残したのが約250匹。ってことは、  2000匹近くいたってことだね。白写りとか丹頂昭和みたいなのがなぜか多かったんだよね。残念だけど「これは!」って言うのはいなかったね。選別した稚魚を噴水池に戻したら「あれ、どこにいるの?」っていうくらい密度が下がってすっきりしちゃったよ。これでまたどんどん大きくなると思うんだ。次の選別は3週間後くらいかな?

1回目の選別まで特に問題もなく生き延びてくれたのは良かったんだけど、まだ安心できないよ。一昨年は自家産鯉が1次選別後に全滅しちゃったからね。でも、それで仕方なく取り直した落ち葉で結構いい鯉が出たんだよね。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

鯉の研修会

今日は愛鱗会関東地区の実物審査研修会に行ってきたんだ。場所は山梨の石和錦鯉センター。題材は65センチくらいの三色(松之助)だよ。参加者が各々審査をして、その結果についてみんなで意見を交換して勉強するってわけ。松之助の威光もあってか約30人が集まったよ。

toshio 審査に先立って敏男社長があらかじめ掬っておいた紅白や衣を使って鯉の見方の説明をしてくれたよ。ぼくには難しいことはわからないんだけど、さすがに日本一の鯉を作出する生産者だけあって、「なるほど」と思わせる話がいろいろあったよ。たとえば「審査基準は鯉の大きさによって違う。小さい鯉は色や模様に重点が置かれ、大きい鯉は質や体形に重点が置かれる。」とかね。

matsunosuke2 審査は5本の鯉に1位から5位まで順位をつけるんだけど、持ち時間は5分。全員の審査結果と観賞局による参考順位が貼り出されたよ。ぼくがつけた順位は参考順位と比べて1位と2位が入れ替わってたんだよね。3、4、5位は同じ。でも敏男社長の1位と2位はぼくと同じだったよ。敏男社長は品評会によって審査基準を変えてるんだって。愛好家の品評会なら現時点でまとまってる参考順位1位の鯉を上に持ってくけど、業者の品評会では将来性も加味して2位の鯉を上に持ってくんだって。(写真左が参考順位1位、右が2位)

toshio2 研修会の後は鯉の即売会。敏男社長が明け2歳の御三家と銀鱗昭和を何本か掬ってくれたよ。特級品の数本を除いては3万円均一。5~6本売れてたみたい。今後石和錦鯉センターで鯉が買えるチャンスはそうそうないだろうから、ぼくも1本買おうかと思ったんだけど、気に入った鯉がいなかったんでやめちゃった。あっ、そうそう。敏男社長に聞いたんだけど、今回の題材の鯉、四歳で立てる鯉約50本の中でも頭まわりなんだって。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

毛仔が到着

funsui 今日新潟の某生産者の昭和の毛仔2000匹が到着したよ。孵化後約1週間だって。とりあえず噴水池に放したんだ。あれれ~?なんかすごく密度が低い感じ。いつも自家産の稚魚を育てるときには一選で

2000匹くらいいるんだけど、孵化後約1週間だともっとずっと密度が高い感じなんだよね。ってことは、一選までに相当自然淘汰されて数が減っちゃってるってこと?

ここ最近ちょっとバタバタしてて、本当はまだ稚魚飼育の準備が出来てないんだ。いつも稚魚飼育専用に使っているサブ池なんだけど、冬の間止めてた強制濾過機を運転しようと思ったら、ポンプが回らないんだよ。もう20年も使ってるんでそろそろ寿命かなあ。せっかく池を掃除したのにたちまちグリーン・ウオーターになっちゃった。それでしかたなく、いつもはミジンコの繁殖用なんかに使ってる噴水池に毛仔を放してみたってわけ。でも、濾過設備のない池でいつまでも飼ってるわけにはいかないから、早いところサブ池の濾過方法を考えないといけないんだよね。

dojo 噴水池の準備も一苦労。4月にちょっとのぞいてみたときにはミジンコがたくさん湧いてたのに、ロシアから帰って見てみたらきれいさっぱりいなくなっちゃってたんだよ。いったいどこに行っちゃたの?それにヤゴがいっぱい。ヤゴって鯉の稚魚を食べちゃうって言うから、片っ端から掬ったよ。ヤゴを掬っているときに、ちょろちょろって魚影が見えたんだよね。何かと思ったら、なんとドジョウ!どこから来たの?去年鯉屋さんに種ミジンコを分けてもらったときにドジョウの卵か稚魚が紛れ込んでたとしか考えられないんだけど・・・。

taue ミジンコは運良く近くの田んぼで湧いてるところが見つかったよ。ちょっと数が少なくて一度に大量には採取できないんで、毎日採りに行ってたんだけど、日曜日に田植えが始まっちゃったんだよね。なんにもない水溜りでミジンコを採るのは特に抵抗はないんだけど、きれいに苗が植えられちゃうと網を入れるのもちょっと気が引けるな~。でも、そうも言ってられないんで、これからも会社帰りに闇夜にまぎれてミジンコを採るつもりだよ。最初の1週間が一番重要だからね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

鯉屋めぐり

今日は2軒の鯉屋さんに行ったよ。まず最初に行ったのはオダカン佐野藤岡店。飼育コンテスト用の鯉の売り出しの案内が来てたんだ。オダカンはいつも有名生産者の鯉を豊富にとりそろえているから、どうしても行きたくなっちゃうんだよね。ジャンボ当歳メスの部が3万円でミニの部が1万円。人気のある鯉はくじ引きって方式だよ。よ~く品定めをして星金のジャンボ当歳、紅白に狙いをつけたんだけど、残念ながらくじ引きではずれちゃったんだ。お目当ての鯉が手に入らなかったんだからあきらめればいいようなものなんだけど、せっかく来たんだからってことで別の星金の紅白を1本選んだよ。ついでにミニの部の阪井の三色も買っちゃった。これですっからかん。もう秋まで鯉は買えないね。
odakan
飼育コンテスト用のジャンボ当歳群
左上:星金 右上:桃太郎 左下:武藤 右下:阪井

doroike帰りに桐生錦鯉センターに寄ったよ。この前鯉をすくいに来たときにマルチネットを忘れていったんで届けてあげたんだ。10年ぶりくらいだったんでずいぶん様子が変わっていたよ。野池代わりにも使えるって言う大型のコンクリート池の桐生池は雑誌の広告なんかでは見ていたけど、実物を見るのは今日が初めて。あれだけ大きかったら、鯉もずいぶん成長するだろうね。鯉の生産のための泥池の予定地も見せてもらったよ。今年から本格的に鯉の生産を始めるんだって。紅白、昭和、五色の仔取りをするらしいよ。それから、越冬池も見せてもらったよ。大型のハウス池で、ここだけの話なんだけど、隠し池にもなってるんだって。ボイラーを使って水温を18℃にキープして冬の間も餌をやってたってことで、鯉はみんな丸々と太っていたよ。80センチクラスの御三家の優秀品が中心で、ちょっとぼくには関係ないって感じかな。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

鯉さんたち、元気でね

sodan今日は知り合いの鯉屋さんのHさんが鯉を引き取りに来たよ。最近池を作った人にあげるんだって。メスの紅白をあげる約束をしてた近所のSさんも見に来たんで、鯉を選んでもらったよ。今年ぼくのまねをして子取りに挑戦するんだって。oyakoi(写真上:Hさんと親鯉について相談するSさん 写真下:Sさんが親鯉に選んだ紅白)Sさんには去年いらない鯉を5,6本あげたんだけど、過分なお返しをもらっちゃったんだよね。「鯉あげます」を見て問い合わせをしてきた4人の人に送る鯉もいっしょにすくったよ。

愛知のTさん
この人本格的に鯉を飼ってる人で、いい鯉をたくさん持ってるんだよね。ぼくが要らなくなった鯉をもらうなんて、本来ありえないんだよ。「鯉あげます」に載せた昭和をあげることになってたんだけど、確認したらオスだったんだよね。それで、Tさんに電話を入れて了解を取った上で、この鯉を「何でもいいからたくさん欲しい。」って言ってた岡山のOさんのほうに回すことにしたよ。

大阪のNさん
最近鯉を飼い始めた人で、自分で池と濾過槽を作っちゃったんだ。池の完成祝いに送る鯉だから当然ぼくが送料負担。

三重のSさん
千葉のSさんに鯉を送るときに間違って都合のいい日を問い合わせちゃった人なんだ。ぼくの記事にもよくコメントをくれるとってもいい人だよ。訳のわからない問い合わせで迷惑をかけちゃった罪滅ぼしに鯉を送るんで、これもぼくが送料負担。

岡山のOさん
どこかの掲示板で見かけたHNの人なんだけど、すごく礼儀正しいんだよね。同じ問い合わせをするにしても、いろんな人がいるからね。送った鯉はどう考えても送料を負担する価値はないと思うよ。一人だけ送料を負担してもらうって言うのも不公平だし・・・。

ってことで、今回も送料はすべてぼくが負担したよ。だから、到着した鯉については直接、間接を問わず一切文句は言わないでね。たとえ死んでても。ぼくが袋詰めをしたときにはどこにも問題がなかったってことは神様に誓って言えるよ。それから全部無価値な鯉だから、お返しなんかは絶対止めてね。お返しをするお金で鯉が買えておつりがきちゃうよ。よく掲示板で「ネットで買った鯉から病気がうつった。」とか、「到着した鯉がボロボロだった。」とかって言う書き込みを見かけるんだけど、あれって発送するときにはなんともなかったはずなんだよね。信用第一の商売だもの。水質や水温が極端に変化する状態で1日トラックに揺られて運ばれれば、調子をくずす鯉がいて当然なんだよ。ネットで鯉を購入するときにはそういう危険性も承知しておくべきであって、それが理解できない人は、鯉屋さんに行って鯉を買えばいいんだよ。

sukkiriぼくの池もかなりすっきりしちゃった。Sさんには稚魚の初期飼料を分けてあげたよ。Hさんには餌とタオルをもらっちゃった。なんだか申し訳ないな。処分に困ってる鯉を引き取ってもらったのに。Hさんのところには今阪井産の当歳が100本くらいいるんだって。ゴールデンウイークにでも見に行ってみようかな。

鯉屋さんのHさんのHP

明日から海外出張だから、またしばらくサイトの更新が出来ないと思うんだ。ひょっとしたら「ビジネスマンの裏話」のほうに「ぴょんたろうの出張日記」が登場するかも知れないけどね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

もりちゅさんと若鯉品評会

昨日まで海外に行ってたもんで、しばらく更新をさぼっちゃった。ごめんごめん。

今日は朝から鯉をすくったよ。池が大きいから一苦労。よせ網を使ってママと嫁さんに手伝ってもらったんだ。すくった鯉はもりちゅさんにあげる4本とお堀行きの7~8本。今年の1月にもりちゅさんのサイトで「買った鯉4本がすぐに死んじゃった」って言う日記を見て「良かったら鯉をあげますよ。」ってメールを送ったんだ。sakura
「もらえるものならもらいたい。」って返事が来たんで写真を6枚送ったよ。それでそのうちの4本をもらってもらうことになったんだ。今日鯉をすくったら、あげる約束の鯉のうちの1本の鱗が2、3枚浮いてたんで、別の鯉と替えてもらうことにしたよ。まず、どう見ても人にあげるのは気が引ける鯉7~8本をお堀に流してから、もりちゅさんのうちに向けて出発。お堀の桜が満開できれいだったよ。

morichuもりちゅさんが鶴ヶ島のインターの出口で待ってて先導してくれたよ。もりちゅさんの池、鯉が3本になっちゃって、すごくさみしそう。でも、持って行った鯉4本を入れるとすぐに仲良く泳ぎ始めたよ。お堀に流しちゃった鯉、本当にごめんなさい。生き物を飼う者として恥ずかしいよ。運よくもりちゅさんに飼ってもらえることになった鯉はまだ幸せだよね。さっきもりちゅさんのサイトを見たらぼくの鯉の写真がアップされてたよ。

もりちゅさんの「コイさん日記」

zentaiもりちゅさんにまたインターまで先導してもらって、今度は船の科学館に向かったよ。もちろん若鯉品評会を見るためさ。ぼくが到着したときは、まだ審査が終わってなかったんだ。(右の写真は全体総合優勝の大正三色)最後の審査は種別最優秀賞。ある人が「秋翠は種別が狙える。」って言ってたんで、ひょっとしたらと思って種別のプールで待ってたら、本当にその人の秋翠が来たよ。狙ってとっちゃうなんてすごいねえ。
hinpyoukai
写真左:成魚総合優勝 中:若鯉総合優勝 右:幼魚総合優勝

知り合いの鯉屋さんのHさんがぼくのところに来て「要らない鯉はいませんか?」だって。「いたけど、みんな人にあげちゃったよ。今日も4本あげてきたところだし、残りはお堀に流しちゃったよ。」って答えたんだ。池を作ったばかりの人がいて、なんでもいいから鯉が欲しいんだって。「鯉屋さんなんだから、そういう鯉は売るほどいるんじゃないの?」って言ったんだけど、ちょうどそういうレベルの鯉がいないんだって。大きな鯉で運ぶのが大変だから、あげずに残ってるのも何本かいるんで、来週取りに来てもらうことにしたよ。ぼくの池も相当間引けたんで、餌代は助かるよね。あっ、そうそう。本当にお見せするのが恥ずかしいような鯉なんだけど、とりあえずお堀に流さなかった鯉の写真を「鯉あげます」にアップしてみたよ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

インドで錦鯉発見!

今日はバドーダラにある会社に行ってきたよ。ぼくをホテルまで迎えに来てくれたこの会社の部長さん、つい最近まで別の会社にいたんだ。その会社って今の会社の競合相手なんだけど、その会社で4年前に設備の話があったとき、この人が担当でぼくの会社の機械を買ってくれたんだよね。この人、いろいろ屁理屈こねる人なんだけど、インドで1週間ネゴして、とうとう契約にこぎつけたときには、思わず抱き合っちゃったよ。で、今の会社でも同じ設備の計画があるんで、この人が力になってくれるんじゃないかって期待してるんだ。

baroda1会社の敷地内に入ったら、すぐに立派な池が目に入ったよ。お友達の城山さんが「水溜りがあると鯉がいないか覗いてみたくなる。」って言ってたけど、鯉好きってみんなそうなんだよね。「ちょっと池を見せて。」って言ってのぞいてみたら、なんと鯉がいるじゃない!庭の管理をしているおじさんが、「BLUE TILAPIAとKOIがいる。」って教えてくれたよ。キョーリンの鯉の餌も持ってたよ。社長さんがいつも午後2時に餌をやりにくるんだって。写真を撮ろうとしたら、「工場内は撮影禁止」って言われちゃったんだ。

baroda2社長さんに会って仕事の話をしたあと、社長さんのデスクにあるパソコンでぼくのブログのサイトを見せてあげたよ。「これがチェンナイの空港の水槽で、これがぼくの昨日の夜ご飯」とか言ってね。「我が家の鯉」と「池の風景」も見せたよ。それで「明日社長さんのところの池、ぼくのブログで見たくない?」って聞いたんだ。もちろん写真撮影はOKになったよ。

munjal3それで社長さんといっしょに池を見に行ったんだ。社長さんが餌をまいたら、鯉がさっと集まってきたよ。お世辞にも立派な鯉とは言えないけど、餌を食べる姿を見るのが楽しいんだろうね。池をよ~く見たら、生まれたばかりの稚魚もたくさん泳いでいたよ。この池で自然産卵したんだろうね。でも、池の周りにサギみたいな鳥がたくさんいたんだよね。鯉の稚魚を狙ってるんだろうな~。

baroda3バドーダラのあるグジャラート州はあのマハトマ・ガンディーが生まれたところだよ。インドの中では珍しくイスラム教徒が多いんだって。そのせいもあってか、基本的にはお酒が禁止されてるんだよね。外国人やランセンスを持ってる人はお酒が飲めるらしいんだけど、ぼくには関係ないね。お酒なんかなくても生きていけるから。今週はなんだか別のサイトになっちゃったみたいだな~。常連さんはともかくとして、「鯉」で検索して見に来た人にはなんだか申し訳ないな~。

| | Comments (1) | TrackBack (4)

無駄話 その2 いい鯉の見分け方

無駄話その1に出てきたシカゴのお友達って機械メーカーの人なんだ。15年くらい前にうちの会社と技術提携の話があって日本に来たんだけどそのときにぼくのうちで鯉を見たんだよ。すごく感動して「池を作って鯉を飼うぞ!」なんて言ってたんだ。7~8年経ってから「とうとう池を作ったぞ。」って言う連絡があったんで、アメリカに行ったついでにプレゼントの鯉を持って行ったって言うわけさ。

最初に2歳魚を2本あげたんだけど、そのあとも当歳魚を何本か持って行ったんだ。「いい鯉ってどうやって見分けるの?」って聞くんで「もし、どれか死んだらそれが一番いい鯉だよ。」って答えたよ。「死ぬ前に見分ける方法はないの?」って言うんで「それは簡単には説明できないよ。」ってお茶を濁したらしょんぼりしていたよ。

何かの雑誌で「いい鯉の基準は人間が作ったもので、いい鯉も悪い鯉も生物学的には何ら変わりはないのだから、いい鯉から死ぬなんて言うことはありえない。」って言ってた人がいたよ。理論的には正しいように思えるんだけど、鯉の生産に関わっている人ならそれが間違いだってわかるはずだよ。一品家さんが50匹の鯉を死なせちゃったとき掲示板で「幸い2級品ですが半分の50匹が残りました。本当、誰か来て選別したかいな~って言うほどキッチリ大事な鯉から死んでました。」って書いてたけど、実際そういうもんなんだよ。

余談だけど大災害が起こったら、ぼくの嫁さんって絶対最後まで生き残りそうなんだよね。あっ、そうそう。変わりものさんが何か書いたみたいなんで「ビジネスマンの裏話」をのぞいてみたんだけど、はっきり言ってつまらなかったよ。「お暇ならどうぞ。」って感じかな。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

無駄話 その1 鯉連れ海外出張

ぼくは輸出の仕事をしている関係でよく海外出張があるんだけど、外国のお友達におみやげとして自家産の鯉を持って行くことがあるんだ。

最初はデトロイトのお友達に当歳魚を5~6本持って行ったよ。小さ目のダンボール箱に入れた鯉をオーバーヘッド・ビンに隠して無事にデトロイトの空港に到着したんだけど、税関を通り過ぎようとしたら、おばさんに「その箱には何が入ってるの?」って呼び止められちゃったんだ。「魚だよ。」って言ったら「食べ物ならちゃんと申告しなくちゃあだめじゃないの!」って言うんだよ。「食べるつもりなんかないよ。生きてるんだから。」って言ったらおばさん「何!生きてる?それじゃあ動物じゃない。動物検疫に行きなさい。」ぼく「魚が動物じゃあないことくらい小学生だって知ってるよ。」おばさん「だめだめ、生きてるものはみんな動物よ。」で、しかたなく動物検疫に行ったんだ。検査官が4~5人集まってきて箱を開けたんだけど「オー、コイ!ビューティフル!ノー・プロブレム!」だってさ。冷や汗かいちゃったよ。

次はシカゴのお友達に2歳魚を2本持って行ったんだけど、今度は日本を出るときにひっかかっちゃったんだ。ダンボール箱が大きかったんでチェックインのときに預けようとしたらおじさんが「中身は何?」って聞くんだよ。「鯉だよ。生きてるんだけど・・・。」って答えたらおじさん「鯉?生きてる?だめだめ、死んだら責任持てないし。」ぼく「死んだっていいよ。ろくな鯉じゃないから。」おじさん「鯉はともかくとして、袋が破裂したら回りの荷物が水浸しになっちゃう。絶対だめ!」ぼく「じゃあこの箱はここに捨てていくしかないの?」おじさん「・・・。」結局おじさんがチーフパーサーにかけあってくれて鯉の箱はファースト・クラスのクローゼットに納まったんだ。ぼくはエコノミー・クラスだったけどね。

つまらない話を最後まで読んじゃってがっかりした人がいたらごめんね。次から「無駄話」って言う題名見たらパスしてね。

| | Comments (24) | TrackBack (0)

奥克彦君よ、安らかに

1年前の今日イラクで凶弾に倒れた奥克彦君ってぼくの良く知ってる人なんだ。今から28年前、奥君とぼくは予備校の寮の同じ部屋で寝食をともにしながら受験を目指していたんだよ。奥君は早稲田に行ってラグビーをするって言ってたな。寮を出てからの消息はまったくわからなかったけど、去年テレビのニュースを見たときには愕然としたよ。本当に早稲田でラグビーをやってたんだね。ぼくは慶応だったけど、ラグビーの早慶戦のときには奥君が出ていないかいつも気にしていたんだよ。外交官になるために2年でラグビーをやめたんだって?でも、イギリスに渡ってまたラグビーを始めて日本人で初めてオックスフォードのレギュラーになったって言うじゃないか。すごいやつだったんだな。生きているうちにまた会いたかったよ。なんでイラクで戦争なんかやるんだよ!本当に悔しいよ。

合掌。

| | Comments (4) | TrackBack (0)