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June 23, 2005

タバコが吸える禁煙席

3年程前、中国系のC航空で北京に行ったときのこと。チェックインのカウンターで「禁煙席が満席なので、喫煙席でもよろしいでしょうか?」と聞かれた。私は以前タバコを吸っていたので、タバコの煙がどうしても耐えられないと言うわけではない。いやだと言ってもしかたがないので、了承した。飛行機が飛び立ち、禁煙のサインが消えるとたちまちタバコの煙が充満してきた。最後部付近の座席だったのだが、前のほうの禁煙席にいる人まで後部の通路にやってきてタバコを吸うので、それは酷い状態だった。北京で合流した某大手商社の若手社員T氏にこの話をしたところ、

「えっ、あれやっぱ本当だったんすか?この前C航空に乗ったとき『これより先のおタバコはご遠慮ください。』なんておかしなアナウンスが流れたんで、『何を寝ぼけたこと言ってんだろう?』って思ったんすけど、本当にタバコが吸える席があったんすね!」

といたく感激。飛行機の中でタバコが吸いたいT氏、帰りは日系の航空会社の予約をキャンセルしてC航空の私と同じ便に乗ることになった。

さて、帰国時のC航空のカウンター。預ける荷物の有無、通路側、窓側の希望は聞かれたものの、喫煙については何も聞いてこない。じれたT氏、わざと大きな声で、

「あの~、タバコが吸える席ってないんすか?もしないんだったら、こんなしょ~もない飛行機に乗る理由ないんだけど・・・。」

喫煙席はあると言う。禁煙希望の私は35番、タバコが吸いたいT氏は37番の座席となった。(2列後ろが喫煙席?どうも煙がきそうだな・・・。)飛行機が飛び立ってしばらくすると案の定煙がもくもくと流れてきた。ふと顔を上げると後ろの座席ばかりでなく、横の座席や前の座席でも皆タバコを吸っている。どうなってるの?察するに喫煙席があるとは知らなかったスモーカーが「まわりにタバコを吸っている人がいる。」「禁煙のサインは消えている。」と言うことで「この飛行機は自由に喫煙できる。」と勘違いしてしまったのではないだろうか。それにしても、禁煙席での喫煙をキャビンアテンダントがまったく注意しないのにはあきれた。

乗客からの苦情もあってか、その後C航空も全面禁煙になったようである。

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Comments

ECCENTRICさん、先日はありがとうございました。おかげでブログが、PCからアップできました。
以前母から聞いたのですが、母の乗った飛行機は、喫煙席があり、母の席は、そのすぐ近くで(母は禁煙席)、もくもくと立つ煙にいらだったそうです。ECCENTRICさんは、もっと被害がひどかったようですね。大変でしたね。お疲れ様。

Posted by: Carol | June 29, 2005 at 04:06 PM

Carolさん、コメントありがとうございます。現在はほとんどすべての国際線が全面禁煙になっていると思いますが、スモーカーが極端に減ったわけではないので、「飛行機の中でタバコが吸いたい。」と言う希望は依然として多いと思います。私もタバコを吸っていた時代に米国から日本に帰るときの飛行機で喫煙席が取れず、大変つらい思いをした経験があるので、Tさんの気持ちはよくわかります。

Posted by: ECCENTRIC | June 29, 2005 at 04:29 PM

私は日に赤マル50本のわりとヘビーなスモーカーの方なので、飛行機に乗るたび、液体ニコチンを気化させて吸引しています。ただ、英国で大量に買い込んだリキッド・ニコチンの賞味期限が1年以上切れているので、今度の一時帰国の時はどうするべ~かぁと悩んでおります。

機内に喫煙室を作ってくれたら、使用料1万円払ってもかまわないと真剣に思っておりますが、どこの航空会社もその気配なし。結構な収入源になると思うんだけどなぁ・・・

Posted by: JBM | June 29, 2005 at 06:24 PM

英国ではタバコだけでなくリキッド・ニコチンなるものもやはり高いのでしょうか?わが社のスモーカーたちは飛行機に乗るときニコチンパッチを体に貼っているようです。

スモーカーの気持ちは十分理解できるのですが、機内の喫煙室は無理でしょう。スモーカーを喫煙室に閉じ込めて食事も与えなければトイレにも行かせないなんてことはできませんから。必ず煙がもれて苦情が出ます。

Posted by: ECCENTRIC | June 29, 2005 at 08:19 PM

なるほど、喫煙室に出入りする時に確かに煙は流出しますね。以前エールフランスが換気扇をつけて、ギャレーの横をカーテンで仕切って喫煙場所を作っていましたが、やはり煙は漏れるので、これもその後廃止になりました。

6~7年前、私の友人がJALから換気扇の発注を受け、設計が終わった頃に突然キャンセルされたと言っていました。米当局がJALに圧力をかけたようで、JALだけ喫煙になると米国の航空会社との競争で確実にJAL優位になるからとのこと。

液体ニコチンは二コレットというブランドで、(日本でも最近ガムのみ販売されているようです)禁煙パイポのようなものに液体ニコチンのカートリッジを入れて吸引するというものです。これも高いですよ。カートリッジ6ケで、2000円前後だったと記憶しています。(もちろん本来の用途はタバコをやめる為の道具です。)

Posted by: JBM | June 30, 2005 at 02:27 PM

ニコチンパッチも確か禁煙用の医薬品ですよね?医者に知り合いがいる者が大量にもらってきて、飛行機に乗るスモーカーに配給してます。

禁煙するときはスパッとやめないと駄目らしいのですが、私は今日は10本、明日は9本と数を決めてだんだん減らしていったので、その苦しみはたいへんなものでした。「もう今日の分の10本吸っちゃったから」としかたなくしけもくに火をつけてフィルターに火が回るまで吸ってました。最近のスモーカー徹底迫害をみるとタバコをやめて本当に良かったと思います。

Posted by: ECCENTRIC | June 30, 2005 at 02:59 PM

私は英国の医者に、やめる時は絶対に勝手に止めるなと言われました。完全に中毒だから勝手にやめると事故を起こすと。

医者曰く、私の場合、集中力も思考力も完全にニコチンに依存しており、普通の人が集中力を増すために出す脳内分泌物質が出なくなっているとのこと。(ニコチンの方がこの脳内分泌物質より強力な為、タバコを長年大量に吸っている人は、これがでなくなるそうです。)脳内分泌物質が普通の人のようにでるまでは半年~1年かかるので、パッチ等をつかった禁煙プログラムを作るとのことでした。

確かに昔の作家、松本清張とかは例外なくチェーン・スモーカーだった。徹夜明けの山盛りの灰皿が彼らのトレードマークだった。

つまり、結果的にkoisukiさんの禁煙方法は辛かったかもしれませんが理論的には正解だったと思います。

最近は喫煙場所を見つけるのが本当に大変ですが、それがまたスモーカー仲間の合いお言葉!?になってしまったようです。「あそこはあそこに吸える場所があるぞ」「えっ本当!」てな感じです。トホホ

Posted by: JBM | July 03, 2005 at 05:59 PM

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Tracked on July 04, 2005 at 09:16 AM

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